初めてのような、感覚。

また2カ月前の
本公演の映像を見ている。
親友が見てくれている。

最近やっと私が見えて、
それから映像を初めて見た。

そっか。
こんなによかったんだ。
って、やっと作品を好きになれて。
愛しくなれて。

なんだか嬉しい。

何にもできていなかった。
だから崩れた。
全て失った。と思っていた。

そりゃ、反省点は
演出も脚本も主宰も、
役者としても、
山ほどある。

だけど。
やってよかった。って。

公演を中止にしなくてよかった。

あの頃の私に出来たのは
これだったんだ。って。

悪い意味でも。
良い意味でも。

やっと、やっと、
そんな風に客観的に見ることが出来て。

それは、
親友が一緒に見てくれてるから
かもしれない。

私は、
役者で。

でもそれより、表現をしたくて。
伝えたいことが、
山ほどあって。

その方法が芝居や解放表現や、
舞台の上であって。

まだまだ、沢山。
言いたい事が沢山。

だから、私は生きてる。

どうせ分かる訳ないでしょ。って
最近は何を作るにも
思ってしまって。

それでも、どこかで、
何か、言葉に出来ないものでも、
欠片でも。

何か伝われば。

って、どこかでは思っている。

今日映像を見られてよかった。
私には、
何も出来てなかった私と
作品を一緒に作ってくれて
私以上に色んな事をしてくれた、
大切な人達がいた。

怖くて、
今まで、
直視出来なかった作品。

申し訳なくて。
何より罪悪感が酷くて。

もう、そろそろ、
進まなくてはならない。

私は自転車だから。
漕ぎ続けないと、
倒れてしまうから。

明日、本番です。

何をするわけでもありません、
意気込みのコメントも
ありません。

ただ、目の前の事を
終わったら死んでも後悔しないように
生きるだけです。

見れて、


よかった。

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