なんだか久しぶりの感覚になって
沢山の声が聞こえた

一人じゃない人達。

死んじまえよ

死ねー死ねー!

そうやって自分を正当化するんだ

相手の立場になって考えてみろよ

死にましょう。
そうしたら楽になるわよ。

許して。

そして
黙ってこっちを見ている
あの子も。

私は一人なのに。
声は一人じゃない
性別も年齢も違う。

その子たちがいるから、
きっと退屈せずに済むんだけど。

凄く凄く眠い。
これだけ急な睡魔は、
あの子がドアを叩いてるからだと
なんとなくわかる。

ドアが開く前に
寝てしまおう。

薬を飲んで、15、30分もすれば
落ちてくれるから。

みんな、みんな、
居てくれてありがとう。

みんな。

おやすみ。

また、あした。

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