新しい風

色々ありまして、
環境とか心境の変化とか。
此処を全然更新してませんでした。

生きてます。
最近は自分では分からないけれど
家族とか先生とかに
顔色や表情や発言の傾向がよくなってきた、と
言われるようになりました。

元気、に生きているんだと
少しずつでも思います。

根本は変われてなくても
落ち着いて良い傾向にあります。




今、今週本番の、
ツアーとは別の
劇団仕事を頂いたので
作業をしていたけれど
少し息抜きがてらに
ChouChouのsnow dropの
新バージョンを聴いていて。
思った事を。

この曲は私にとって思い出深い曲で、
この曲はsnow dropとtear drop、と
同じメロディー、同じ歌詞で
アレンジが違う事によって
全く印象が異なる面白い曲で。

私には
snow dropは光、解放、
tear dropは闇、拘束、
と正反対の印象で感じていて。

情景が浮かびやすいからか
Bisuの作品に
大きく関係していました。

TMPのMoNoKuRoでは
snow dropはピュールが解放される時
tear dropは彩が昏睡状態になる時
二つとも大切なキーになる場面で
二つともサンティマンのジャグリングのシーンでした。
大好きなシーンでした。

そして、snow dropは
MoNoKuRoの前に参加させて頂いた、
祭でLiberaの初めての作品、
「無題1」での解放シーンでした。
この曲の時には
光と青空と広い原っぱが広がって
大切な思い出達の存在に気付くシーンでした。

そんな思い出があるsnow dropの
新バージョンを聴いて、
このバージョンは軌跡、繋がり、過去。
そんなイメージを持ちました。
後、同時に、
暖かさ、暖かった場所。
そんな事を思いました。

色んな事があったな、と
振り返ってみて。

懐かしい感覚をまた感じて。

今立たされている、
今自分が立っている道を見て。

此処4ヶ月、ジャンルは違えど
商業演劇でのお仕事を貰って、
ツアーに出演させて頂いて。

最近は仕事としての事や
それに関しての人間関係を知ったり、
初心や根本的に役者として
出来ていなかった事や
作り方に気が付いたり。
勉強をさせて頂いてるなと感じます。

去年は祭にレギュラー出演をして、
作る事や演出や表現や
作品の傾向やお客さんの反応や
言いだしたらキリがない位
沢山の事を知る事ができました。

去年の年末はきっと
中身や経験を振り返る間もなく
今年が始まってたんだと
今になったら思います。

きっとあの時は振り返るのさえ
怖かった。
終わってしまった事を
認識するのも怖かった。
次に進むのも怖かった。

だけど、回り道をしたかもしれなくても
巡り巡ってきて
また、此処に居る。

そして今度は前に進みたい。
ずっと求め続けていた
あの景色をもう一度、
ではなく、
もっと、もっと、根底の、

私がやりたい事、を。

この道しか知らない、のではなく、
この道を、選んだのだから。

楽しまないと、なんの意味もないじゃないか。
面白いこと、やりたい。

いつまでたっても子供で
夢を追い続けている子供で

追いつけない。
そんなことは分かってる。
そもそも何と比べて追いつけないなんて
思っていたんだろう。
比べてどうする。

比べて、自分を卑下して、
自分を含めて誰がそんな所を
見たいなんて思うものか。

やらないで後悔するくらいなら
やって後悔する。

年度末にして
今年は心身共に健康で
やっと初めて健康になれる様な
そんな気がしている。

きっと根本変わらずの
こんな人間だけども。
それでも内面、
新しい風が吹き始めている。

色んな事、認めて、
歩き始めたい。
 
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