纏まらないから想いだけ

色々書こうと思ったけれど、
やっぱりまだ考えがまとまらないから
戯言だけ。
ツイッターの連動記事は消すつもり。
そこまで提示したくないから

だけど、
忘れたくない想いだから。
見られても構わない。
残しておきたい気持ち。



どんどんその日が近づく度
SNSで関連記事を見る度
勝手に複雑な気持ちになって
勝手に落ち込んで
勝手に寝込んで
すごくすごく、勇気が必要だった。

その時まで自分が立つよりも
今までにないくらい
緊張したし不安だった。

今日その日だった。

もちろん、物語は
私の予想を遥かに飛び越えた
素晴らしい時間だった。

始終、始まる前から
既に泣いていた。

とにかく泣いた。
音楽にも、話にも、言葉にも。

久しぶりすぎる空間にも。


終わって本当は誰にも顔を見せず
帰ろうと思っていた。
一緒に行った母親にも
そう話していた。

だけど、終わって、
その後のライブまでにトイレに行った時
鉢合わせて、
私の大切な大切な一人の方に
お会いして
気付いたら抱きしめながら泣いていた。

ライブ終わり、
まだどこかで怖くて
あの人にだけ一言挨拶を、
何なら会釈だけでもして帰ろうと思って
でも話したら、
もう駄目だったね。

まっすぐな目が。

もう、なにも考えられなくなった。

みんなと話したくなった。

そしたら、あの人もあの人も
みんな、みんな。
優しくて。
笑ってくれて優しすぎて。
抱きしめくれて。

言葉一つ一つがあったかすぎて。

勝手に思った。
本当に勝手に。

ああ、ずっと帰りたかった場所だった。
ここが、私の求めていた場所で
この人達は本当に仲間だったんだ。って
空間は違えど、
帰ってきたんだ、と。

本当に勝手な解釈で。

前日まで、
繋がりなんてあまりにも簡単に
ちぎれて消えてしまうし、亡くなる。
元々繋がりなんかなかったのかもしれない。
だったら、
想いを込めた首飾りはなんて滑稽なんだと。
繋がりが切れたくない、なんて
初めから繋がりなんかなかったんじゃないか。
誰とも繋がりなんかない。

そう思った。

でも、台詞の中で
簡単に繋がりは消えない。
的な事が入ってきて

その後みんなと会って。

例え勘違いでも
自分の勝手な都合のいい解釈でも
繋がり、を実感した。

繋がってたんだ。って

会えなくても、会わなくても
連絡を取る事も何もなくても
私のことを覚えていてくてれて
痛いくらいあたたかかった。

ただいま。なんて、
言いたくなったくらい。

幸せすぎた。

本来なら、いつもの私なら
そんな優しさやあたたかさ、は
すべてシャットアウトする。
最近は特に。

誰も入れたくないから。
優しさを受け入れられないし
受け取れない。

でも今日は違った。

本当の、本当の、底の部分は
ずっとこの時を待っていたんだ。

あの時から色んな事があった。
本当に色んな事が目まぐるしく。
冷静な判断なんてとうの昔にできなくなって
心身共に売ったこともあった。

そして全てに疲れて、戦う事も
向き合うこともできなくて
流されて
結局、美紗を利用して
体もぼろぼろになって。

わたし、はどんどん
遠くなって殆ど姿を現す事はなくなっていた。
出てきても全ての現実を
突きつけられるだけだったから。
逃げたかったから
押しつけた。

もう、どれが、わたし、なのか
分からなくなっていくのだけは
分かっていた。

生きていくには、私にとっては
それしか方法がなかった。

色んな自分の状態を人から聞いて知った。
危険だからと
仕事を全てドクターストップがかかった。

全ての時間が
わたしの中の時間が止まった。


今日、時計が巻き戻されて
一秒ずつ進みはじめた。

やっと、そんな感覚。

憧れとかは、
正直言うともう、ない。
追いかけるつもりもない。
でも、嫌いにはなれなかった。
近寄ることはもうしない。
迷惑がかかるから。

私は、私のすること
私のしたい事
向かいたい事
それに向かっていくだけ。

でもそれには
かなりの時間と労力がかかること。

抜け落ちた記憶を
消してしまいたい過去を
もう一度
今度はすがりつくのではなく
思い出して、
見つめなおして、
整理して、

もう一度、あの頃のわたし、を
取り戻して。

私は作りたい。
やっぱり、作りたい。
ひとり、で、ではなく。


わたしは、私をはっきり取り戻す。

取り戻して、
そこからまた一からでも
はじめる。

おわった、と、思っていたことが

今日、はじまった。

0 コメント:

 
>